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片付け上手の友人と汚部屋の住人(自分)の違いを検証して「人生」を考える。


友人Mさんの家はいつ行ってもきちんと片付けられています。Mさんと話していて、ようやく汚部屋脱出しかけているさくら60との違いがわかりました。

一言で言えばほぼ逆の行動をとっていた、ということです。

違いを検証します。「汚部屋解消」と「人生をどう送りたいか」の参考になればいいな、と思います。

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「コーヒー飲んでいって」とMさんは、いつも笑顔で言ってくれます。

実際、いつおじゃましてもキッチンは片付いているし、ダイニングテーブルには何もありません。続きの和室はキチンと整えられていて、床の間には花が飾られています。

当然、玄関もトイレも汚れているところはありません。

3年前までの仕事仲間なので、持ち時間は同じだったハズです。家でも作業に時間を使うような仕事でした。

ですが、さらに彼女はある研究をしたいと地元の大学の大学院で学んでいたのです(大学院は主席で卒業したそうです)。

汚部屋に住んでいたさくら60からみたら手の届かない世界の人でした。(唯一、対人関係においてさくら60が物怖じしない性格だったことが、彼女とさくら60を結びつけていました。)

そんな友人Мさんとさくら60の違いを挙げて、汚部屋にならないために必要なことを考えます。

1 出したモノはしまう

モノを使った後、もとあった場所にもどせば、それ以上部屋は散らかりません。ですが、汚部屋の住人には、非常にハードルが高いことですね。

もとに戻せないのは、「いつも時間に追われていて、一つのことがちゃんと終わらないうちに次の行動に移らなくてはいけなくなってしまう」というのが原因だと思っていました。

ですが、それは間違いでした。「出したモノはしまうものだ」「しまうまでが使うことなのだ」ということに気が付いていませんでした。

Mさんは、「使ったらしまう」を当然のこととしています。「誰から教えられたわけでもないから、生まれつきの性格じゃないかな」と本人は言っています。

2 出しっぱなしにしないための一手間を惜しまない

Mさんは「最初から、手間よりもしまうことを優先させている」と言います。モノはしまっておくことが優先だから、当然出しっぱなしで散らかって見えることはありません。

このことに気が付いたのはつい最近です。居間の棚を撤去するために、茶筒の場所を変えた時でした。→壁の棚を撤去。おしゃれな小さな棚への憧れも捨てる理由とは?(リビングの壁、ビフォーアフター)

それまで、「手を伸ばせばすぐにお茶を入れられるから、手元にある方が便利。これって当たり前のこと」という考え方に疑いを持つことはなかったのです。

以前は電気炊飯器すら、居間の隅に常駐させていました。家族のご飯を盛るのに楽だったからです。今思えば炊飯器の存在は汚部屋を助長していたのですが。→モノを減らしている中で土鍋を買ったのに「ご飯を炊くためのが一の目的ではない」という理由とは?

片付けも人生も積み重ね。1

3 入りきらないモノは捨てる

仕事関係の資料の話をしていた時のことです。書斎コーナーには書類棚があるけれど、入らなくなったら古いモノから捨てていくというのです。

ははー、そうですかぁ。私は「いつか使うかもしれない、いつか読み返すかもしれない」とずっと捨てられなかったのですが。

器も気に入ったものが手に入ったら、今まで使っていたモノを捨てる、と言っていました。やっぱりね。

4 やるべきことをやってから次のことをする

印象的だったのが、大学院の時の時間の使い方の話です。

仕事もして家事もしての学習は大変だったとは想像がつきます。ご本人も大変だった、と言っていました。

「キッチンには洗い物がない、リビングのテーブルには何も乗っていない、という状態にしてから勉強をしていたから、とても大変だった」と。

比べても仕方ありませんが、さくら60は「仕事も、勉強も忙しいから、キッチンの片付けは明日やってもいいよね」と思うタイプです。

やるべきことは先延ばししない、ということなんですね。

中でもキッチンに洗い物がないのは重要なポイントだと感じています。→フライレディベビーステップをもう一度。31日で片付いた部屋を手に入れる方法(1)

5 学ぼうとする意欲が強い

大学院で学ぼうと思ったのは、仕事でどうしても知りたいことが出てきたから、と言っていました。

同じ仕事をしていたさくら60に、そこまで問題を追及する意欲はありませんでした。

その他にもMさんは英語を学び続けていて海外でも不便はありません。

ご主人に誘われて50歳過ぎで大型バイクの免許をとり、ハーレーダビッドソンで北海道ツアーに行きました。

一見、細面で優しい話し方をする「良妻賢母風」の彼女ですが、「質実剛健風」のさくら60よりずっとずっと「質実剛健」なのです。

先日も「さくら60さんから刺激を受けた。早く家に帰って洋服を整理したくなっちゃった」と、お茶飲み話からさえも何かをつかむMさんなのでした。
片付けも人生も積み重ね。2

一番の違いは「考え方の前提」

上記のように様々な違いがあるさくら60とMさんですが、一番の違いは「考え方の前提」です。「片付ける」ということに対する姿勢、と言い換えてもいいでしょう。

2でも書きましたが、Mさんは「出しっぱなしにしない」ために、最初からモノは出しては置かないのです。「仕舞っておくこと」が前提なのですね。

一方、さくら60はモノに対して「しまっておく」という視点を持ったことはほとんどありませんでした。

もちろん「しまわなくては」とは思っていました。「しまわないと片付かない」とも思っていました。

ですが、「最初に全部をしまっておいて、出して使ったらまたもとに戻す」ということが汚部屋にしない方法だとは、気が付いていなかったのです。

考え方の前提が、人生の充実度さえ変えてしまうのだと、Mさんと話していて改めて思い知らされたのです。

Mさんにはなれないけれど。

Mさんは同い年、つまり61歳です。ここまでの生き方の違いは大きい。

積み重ねてきた年月(いや、積み重ねなかった年月か?)をやり直すことはできません。

ですが、この先の人生を充実させて生きられたら、汚部屋のまま死んでいくのとは大違いの人生を送ることができます。

「たかが片付け」とは言えないと、Mさんと話していて実感しました。

片付けられないと悩んでおられるシニアの皆さんはどんな人生を選びたいですか?

Mさんにはなれないけれど、ご一緒に「片付いていて充実した人生」を作っていきましょう。

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コメント

Re: タイトルなし

海子さま

せっかくコメントをいただいたのに返信が遅くなり申し訳ありません。

まず文章を褒めていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。これからもなるべくシンプルで分かりやすい文章を書いていけるようにしようと、改めて思いました。

片付けはちょっと足踏み状態で、そうするとブログも足踏みしてしまう感じです。
記事の更新も滞っていて、楽しみにしていてくださっているのに心苦しいです。

友人と自分を比べると、一生のうちに成し遂げることの量の違いに呆然とします。が、私なりにやれることをやっていくしかないとも思っています。

つべこべ言わずに片付けて、ブログの記事にしていくことが私のやれること、と、コメントを読ませていただいて思ったことです。
ブログは止めないので、これからも時々訪問してくださいね。


さくら60 | 2017.06.22 12:25 | URL


お元気でしょうか。
久々におじゃましてみました。
いつ読んでも思い切りのよい清々しい文体。
好きだわぁ〜〜(*´꒳`*)

片付けは最終章突入でしょうか?
(もちろん生活する限り本当の意味でのおわり
はありませんが)
私はまだなんです…あと二歩の所で足踏み。

しかし素晴らしい方はいるものですね。
大型バイクのくだりで「へー!」と感嘆!
英語も話せて大学院、とか私からしたら雲の上の人のよう!
素敵な人なんでしょうね。

ところで
さくら60さんの文章は滝の流れの様に
力強くぐいぐい心に入りこんでくる魅力が
あります。
これからも細く長く続けてくださいね!
更新楽しみに待ってますよ〜〜!

海子 | 2017.06.14 15:15 | URL[ 編集 ]


Re: 深くうなずきました

らんらんさま

Mさんは自慢の友人です(^^;

おっしゃる通り「意識して行う」というのが片付けを楽にするカギなのだと思います。Mさんみたいな人は「意識を意識とも思わずに」やれているんですよね。
翻って、私などは「意識して行う」を続けて「自然にできる」ようになるまで、モノを減らし習慣を身につけるしかないんだな、と思います。

でも、いいんですよ。モノも捨てたし、意識すれば部屋も片付くし、今のところそれで充分。今後まだ成長の余地があるわけだから、お互いに日々精進しましょう!(^^)!

いつもコメントをありがとうございます。「ためになる」と言っていただけ、本当に励みになります。

さくら60 | 2017.05.02 14:28 | URL


深くうなずきました

そうなんですよね〜〜

前提が違うんです。片付けられる人というのは…

私などはかなり頑張って物を捨て、目を光らせてかなり意識して部屋を整えるのにかなりのエネルギーを使うのですが、出来る人はそれが当たり前になっているんですよ。もちろん、手も身体も動かすエネルギーは同じですが、意識を持っていくエネルギーが違うんです。自然体で出来るから、スルスルとできちゃうんですよね。

それにしてもMさん、凄い方ですね。
真似できないですが、刺激を頂きました。

こんな気づきを頂けるさくら60さんのブログ、ためになります。ありがとうございます😊

らんらん | 2017.05.02 08:21 | URL














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